雨の日のキャンプは楽しめるの?雨の日キャンプでも楽しめる過ごし方を徹底紹介!

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雨の日のキャンプは、一見すると残念な状況に思えるかもしれません。しかし、適切な準備と心構えがあれば、雨の日ならではの魅力的な体験ができるのです。

静かな雨音に包まれた自然の中で、普段とは違った雰囲気を楽しむことができます。この記事では、雨の日のキャンプを楽しむための方法や必需品、そしてメリットについて詳しく紹介します。

雨天時のキャンプならではの過ごし方や、快適に楽しむためのテクニックを知れば、天候に左右されることなく、アウトドアの醍醐味を存分に味わえるはずです。さあ、雨の日のキャンプの魅力を一緒に探っていきましょう

目次

雨でもキャンプは十分楽しめる!

雨の日でも適切な対策を行えば十分にキャンプを楽しむことができます。雨キャンプのメリットは、通常のキャンプとは違った環境でキャンプをすることにより経験を積むことができ、雨キャンプならではの楽しみも見つけられることです。

雨の日用のテントの張り方や雨の日のキャンプで使用する専用ギアなどを取り揃えておけば、雨の日のキャンプも待ち遠しくなります!

雨キャンプのメリット・デメリット

次は、雨キャンプのメリットとデメリットをご紹介していきます。メリットを知っておけば暇な時間を持て余すことが減りますし、デメリットを知っておけば対策を事前に行えます。しっかりと把握して雨の日のキャンプをベストな方法で楽しみましょう。

メリット①雨の日にしか見えない景色

テントに打ち付ける雨音や少しジッパーを開けて覗く外の雨霞の景色。いつものキャンプよりも少しスリリングな非日常を味合わせてくれる景色を見ることができるでしょう。そもそも、キャンプは外で寝るという行為が醍醐味です。

しかし、天候は雨。よりスリリングでサバイバル感のある状況を雨音や雨の景色が演出してくれます。

また、雨音にはヒーリング効果という人をリラックスさせてストレスを解消する効果がありますので、日頃のストレスを緩和するためにキャンプをしている人には、雨キャンプがおすすめです。

メリット②経験値アップ

いくら雨キャンプが良いとはいえ、やはり晴れの天候よりは設営や撤収の難易度は上がります。しかし、裏を返せばその過酷な環境下でのアウトドア活動と言うのは、必然的に効率化を重視した行動になるので経験値が非常に上がっていきます。

事前に段取りを考えてからテントを組み立てたり、テントの前室には何を置けばよいか等晴れの天気では考えつかないことを知ることができるので、キャンプ慣れしたい人やアウトドアで更なる高みを目指したい人は雨キャンプを経験するべきでしょう。

メリット③ゆっくり会話を楽しめる

雨になると、キャンプサイトが貸し切り状態になることも珍しくありません。仮に自分達と同じように雨キャンプを行っている人がいたとしても雨音で他のテント内の物音や話し声なんて全く聞こえません。

つまり、複数人でキャンプに来ていた場合は、周りを気にせず会話ができます。知り合いや恋人とのキャンプやファミリーキャンプでのプライバシーも雨音で保護できる他、ソロキャンプで自然の音に囲まれたいという人にもおすすめです。

雨キャンプのデメリットも覚えておこう

雨キャンプでは、メリット以外にデメリットも存在します。まず、雨が降って外が濡れているので焚き火ができません。備え付けの大型テントを使用できるサイトでは、軒下で小さな焚き火ができますが火の扱いには細心の注意が必要です。

次に、濡れて体温が冷えてしまう可能性があることです。レインコートを着ていれば雨水に濡れることはありません。しかし、レインコートを着用しての作業は意外と汗をかきます。替えの服やタオル。魔法瓶に温かい飲み物を入れておくなど、体温保持の工夫が必要です。

雨のキャンプで準備する物

次は、雨のキャンプで準備するべきものをご紹介していきます。事前に準備する物を知っておくことで雨キャンプのトラブルを回避し、心構えもしっかりとできるのです。

雨キャンプの必需品①レインコート

雨キャンプで必ず準備するべき道具の1つがレインコートです。雨の中でのテント・タープの設営やトイレに行くとき等々、テントの外に出る時はレインコートが必ず必要になってきます。

カッパはローブのような形状の物もありますが、両手が使用できるものが好ましいです。

おすすめレインコート①mont-bell サンダーパス ジャケット

https://webshop.montbell.jp/

モンベルのサンダーパスジャケットは、中程度のグレードモデルでゴアテックスなどのレインコートが高価と感じる人におすすめのレインコートです。凡そ\9,000程度で購入することができ、カラーも豊富なので自分の気に入ったものが手に入りやすいです。

ラグラン袖になっているので、腕を持ち上げても雨が入ってくることがなく耐水性もモンベルならではの性能。信頼性の厚いレインコートと言えます。

おすすめレインコート②ランドワークスSP レインウェア

https://item.rakuten.co.jp/e-naga/k-landworks-sp/

東レ製の透湿防水生地を使用したレインコートです。こちらの値段はモンベルの物より更にリーズナブルな約8,000円で気軽に購入することができるのでしょう。フードは収納が可能で先端部分が透明になっているため、フードを被っても視界を確保することができます。

上下合わせてこの値段なので、雨キャンプ初心者の装備としては申し分ないコスパです。耐水圧は、10,000㎜と一般的なレインコートとほぼ同じ耐水圧で、雨の中の設営も簡単に行うことができるでしょう。

雨キャンプの必需品②長靴やサンダル

足が冷えると体が冷えていきます。足回りの雨対策もしっかりと行いましょう。夏はサンダルがおすすめですが、山のキャンプ場等、夏でも雨が降ると低温になりやすい場所では、長靴を使用することをおすすめします。

靴の丈が高い物の場合は、レインコートのズボンの中に長靴の丈の一番上を入れておけば雨が降り込んでしまうのを防ぐことができます。特に水の侵入を防ぐために口を紐で搾れるような構造の物は水の侵入を確実に防ぐことができ、便利です。

雨キャンプの必需品③ビニール袋

濡れた衣服を入れたり、外に靴を置くときは、袋に入れて口を結んでおけば濡れる心配もありません。様々な所で活用することができるのがビニール袋です。

他にも、電子機器などの濡れたら困るものを入れて置く時にビニール袋は効果的です。ジップロック等も一緒に持っておけば、スマホを入れてそのまま操作することも可能で食材の保存にも使用でき、利便性が非常に高まります。

雨キャンプの必需品④タープ

タープは、雨キャンプでは一番必要な道具です。大雨ともなればテントのアウターだけでは耐水圧が足りずに雨漏りなどのリスクが発生しますが、タープの中にテントをはるカンガルースタイルを使用すれば快適にくつろぐことができ、雨キャンプを楽しめるのです。

また、小雨程度なら焚き火対応のタープと焚き火台を使用してタープの余ったスペースで焚き火を行うことができ、行動の幅も広がります。

雨のキャンプの楽しみ方【料理】

次は、雨の日のキャンプ料理です。雨の日だからこそ美味しさが増す料理や雨の日でも作れる定番キャンプ料理をご紹介していきます。

雨の日のバーベキュー

雨の日では、バーベキューはできないと考えている人も多いですがそれは間違いです。ちょっとした工夫で道具を変えてみたりバーベキューの趣向を変えると雨の日でも十分楽しむことができます。

ガス式コンロを使用する

ガス式の炎のメリットとしては火の粉が飛ばないことと素早く片付けることができることです。焚き火の場合は、タープに火の粉で穴が開く可能性がありますし、なにより炭が湿気で燃えにくくなっている可能性が高いので火を熾すまでが非常に大変です。

焚き火の処理には時間がかかりますし、燃え残った炭や灰を収納する非消壺などの準備もひつようになりますが、ガス式コンロの場合は、本体とフライパンや金網だけでバーベキューができます。

燻製を作ってみよう

雨でテント内で過ごすことが多くなる中、なにか楽しみを作って時間を潰すと言うのも醍醐味と思いませんか?おすすめの雨キャンプの楽しみ方は、肉やチ―ズを燻製器にかけて夜のお摘み作りをすることです。通常、本格的な燻製は非常に時間が掛かります。

しかし、雨キャンプならば時間はたっぷりとありますし、何より燻製器の様子を見ながら雨音の元で読書などをして時間をゆったりと過ごせます。

おすすめ燻製器①キャメロンズ ミニスモーカー

https://store.upioutdoor.com/

コンパクトなので、狭めのタープ内でも簡単に燻製を作ることができます。収納時は1つにまとめることができ、名前にミニスモーカーと書いてありながらも、ソロキャンプでは少し多すぎる程度の燻製を一度に作ることができる性能を持っています。

使用されている材質は、ステンレスで耐久性が高く腐食に強いので様々な食材を安心して燻製にできます。燻製器と言えば高いイメージの人の多いでしょうがこのミニスモーカーは約\5,000と非常に手が出しやすい値段です。

おすすめ燻製器②コールマン ステンレススモーカー2

https://ec.coleman.co.jp/item/2000026791.html

もっと本格的に燻製をしたいという人には、このコールマンのスモーカーがおすすめです。こちらは、網に食材をのせるだけでなくフックに吊るすことができるので食材の全体をまんべんなくスモークすることができるます。

また、燻製器内の温度を計る温度計も搭載しており、非常に便利です。食材を置く棚が2段になっているお陰で、複数人での雨キャンプでも人数分の燻製を一気に作ることができるのも見逃せない機能の1つ。

雨のキャンプの楽しみ方【遊び】

次は、雨のキャンプの楽しみ方をご紹介していきます。雨で行動が制限されるからと言って楽しみ方は考え方次第でいくらでも趣向を変えることができます。

雨キャンプでの遊び方①ボードゲーム・カードゲーム

ボードゲーム・カードゲームは雨キャンプの醍醐味です。UNOやトランプと言ったメジャーな物から人生ゲーム等の時間のかかるゲームもあります。複数人やってみると気が付いたら夕方なんてこともあるでしょう。それだけ熱中することができます。

特にボードゲームは、ゲームが完結するまでの時間が長いので、1日中行きたいところに行ったけど後はテント内で過ごしたいという時は残りの時間を全て使いきれます。

クトゥルフ神話TRPGがおすすめです。使用するサイコロはスマホのアプリで代用できますし、設定が細かく熱中しやすいです。長時間のプレイから短時間のプレイにも対応しているのでテント内での時間つぶしには持ってこいと言えます。

雨キャンプでの遊び方②ラフティング

どうせ濡れるなら川を下るラフティングをするのも良いでしょう。川の周囲にラフティングの体験ができる場所があり事前に申し込んでおくことができます。多少の雨ならば寧ろ水が少し増水しているのでスリリングなラフティングを楽しむことができます。

救命胴衣なども貸し出してくれるので、こちらは水着や着替えの際にしようするタオルなどを持っていくだけで十分です。少ない荷物でも十分楽しむことができ、非常に楽しめることでしょう。

雨キャンプでの遊び方③自然観察

お子様連れのキャンパーにおすすめなのが自然観察です。キャンプ場やその周辺には、自然を観察することができる場所が沢山あります。

雨の日にしか見ることができない景色や雨の日にしか見れない昆虫・小動物等々、普段の生活では見れないものを見るのは、良い思い出になるでしょう。雨キャンプでの自然観察をする際は、レインコートと長靴の着用を心がけましょう。
 

雨キャンプでの遊び方④釣り

雨の日は、気圧が下がるので魚の動きが活発になり、小魚を追いかける大きな魚が浅瀬に泳いできている可能性も高いのです。釣りができる場所がキャンプ場の近くある時は、行ってみるのも良いでしょう。しかし、川などの場合は、雨による増水に注意してください。

雨キャンプでの遊び方⑤写真

雨の日にしか見ることができない景色を写真に写してみるのも良いでしょう。カメラは、防水性の物を使用するか濡れないように工夫をして撮影を行えばよいです。本格的に写真を始めたいという人は、この際に一眼レフを使用してみるのもありです。

雨の中のキャンプの注意点

次は、雨の中でキャンプをする際に、注意するべきことをご紹介していきます。いつもの気候と違うという事もあるので、準備する荷物も多少違います。トラブルに遭わないように注意点もしっかりと把握しておきましょう。

注意点①タオルや着替えを持っていく

雨の中でのキャンプなので、どうしても濡れてしまうこともあるでしょう。いつもよりもタオルや着替えを持っていくことでずぶ濡れになっても対応できるようにしておきます。

また、袋の中にタオルや着替えを入れておくことで荷物ごと水に濡れても服は濡れずに済みます。濡れた衣類を入れる用と着替えの衣類を入れる用の2種の袋を持っておけばかなり便利です。

注意点②寒さ対策と十分な灯り

雨の日は、日中でも薄暗いことが多いです。特に日が早く落ちる秋から冬にかけては、視界が悪くなりやすいです。いつもよりも光源が強めの照明器具を持っていくことをおすすめします。また、雨が降ると夏でも夜は気温がかなり低下します。

寝る際に、シュラフの下に敷くものやシュラフの最低対応気温を把握しておかないと、寒くて寝ることができない可能性もあります。

注意点③テント内で料理するときの換気

外は雨なので、ガス式のコンロを使用して料理を作る際は、出入り口や換気口を開けて換気をしっかりと行いましょう。一酸化炭素は無臭なので検知器がない限り充満していても全く分かりません。安全に料理を作るためにも、寒くてもしっかりと換気を行いましょう。

雨の日に普段と違うキャンプを楽しもう

今回は、雨キャンプの楽しみ方をご紹介しました。いつものキャンプではできない経験や遊び方等々雨キャンプならではのできることが沢山あります。いつもは、色んな場所に遊びに行って夕食だけがキャンプ場での楽しみという人もいるでしょう。

しかし、雨で行動が制限されたとき、いかに有意義に時間を過ごせるか考えていると自然とキャンプに関するスキルも上がっていくものです。皆さんも、敢えて雨の日にキャンプをすることで楽しんでキャンプの経験値を上げませんか?


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