秋キャンプには、秋キャンプでしか味わえない様々な魅力がたくさんあります。
今回は、秋キャンプをおすすめしたい理由や、秋キャンプの楽しみ方、秋キャンプでの必須アイテムなど詳しくご紹介していきます。秋キャンプならではのキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
秋キャンプをおすすめする理由
キャンプと言えば、夏を想像する方が多いのではないでしょうか。
キャンプは夏だけでなく、秋に行う「秋キャンプ」もおすすめです。早速、秋キャンプがおすすめの理由をご紹介していきます。
おすすめ理由①虫が少ない
秋キャンプがおすすめの理由で一番に挙げられるのが、虫が少ないことす。女性の方は特に虫が苦手な方も多いのではないでしょうか。
夏キャンプではたくさん発生する虫も、気温と湿度が下がった秋には見かけなくなります。虫刺されなどの心配もなく、楽しめるのが秋キャンプの魅力の1つです。
おすすめ理由②熱中症や食中毒の心配が減る
秋キャンプは、夏と比べ、気温が下がるので涼しく過ごしやすい気候であることも、おすすめの理由としてあげられます。
夏のような蒸し暑さはなく、熱中症になる心配も減り、また、日差しが穏やかで汗もかきにくく、体力の消耗も少なくてすみます。しかし、秋と言えど、朝晩は冷え込み、寒さ対策が必要になってくるので、注意しましょう。
また、夏キャンプに比べ、秋キャンプは食材の管理がしやすくなります。気温が低いため、食材が傷みにくく、食中毒の心配が減ります。
おすすめ理由③人が少ない
秋キャンプをおすすめしていますが、キャンプと言えば夏!と言う人が多いのが現実です。夏のキャンプ場は、場内がテントでびっしり埋まっているなんてこともよくあります。
夏休みということもあり、夏キャンプは予約もとりにくくなっています。秋キャンプは人気が出てきてはいるものの、秋キャンプ人口はまだ少ないので、夏では予約のとれなかった人気キャンプ場も予約がとりやすくなっています。
秋キャンプを楽しむポイント
秋キャンプならではのキャンプの楽しみ方があるのはご存知でしょうか。次に、秋キャンプの楽しみ方をご紹介していきます。
楽しむポイント①焚火
キャンプの醍醐味と言えば、キャンプファイヤーです。夏より、夜が長い秋は、焚火のベストシーズンです。
暗くなると、一気に気温も下がるので、秋のキャンプには暖をとるためにも焚き火は欠かせません。また、焚き火の炎が灯る姿は、見ているだけでリラックスできると言われています。
秋キャンプの冷え込む夜に、体を温めてくれてリラックできる焚き火を楽しんでみてはいかがでしょうか。
楽しむポイント②紅葉
キャンプ場と言えば壮大な山々に囲まれています。秋と言えば、紅葉ではないでしょうか。紅葉シーズンは、あっと言う間に終わってしまいます。綺麗な紅葉を楽しめる期間もごく僅かです。
短い紅葉期間を逃さないよう、事前にしっかり下調べをすることがおすすめです。また、紅葉を楽しみながら、カヌーなどのアクティビティが楽しめるキャンプ場もあります。
紅葉を見ながら、のんびりと過ごすキャンプも秋キャンプならではの楽しみ方の1つです。
楽しむポイント③料理
「食欲の秋」と言われるほど、秋には、さんま、さつまいも、きのこや栗と、ぱっと思いつくものだけでも、美味しい食べ物がたくさんあります。
旬の食べ物は、栄養価が高く、その時期の体が必要とする成分、栄養や嬉しい効果を持っています。また、季節ごとに旬の食べ物を楽しめるのは四季がある日本ならではの楽しみです。
バーベキューでサンマを焼いたり、炭の中にさつまいもを入れて焼き芋を作ったりするのもおすすめです。
焼き芋の作り方は簡単で、洗ったさつまいもを、水で濡らしたキッチンペーパーや新聞紙で包み、さらにその上をアルミホイルで包みます。
そのまま炭の中にさつまいもを入れれば30分程で焼き芋ができあがります。おやつにもデザートにもなる焼き芋をぜひ試してみてください。
バーベキューの他にも、鍋や煮込み料理、カレーなどの温かい料理を楽しめるのも秋キャンプの楽しみ方の1つです。
楽しむポイント④ライティング
秋キャンプがおすすめの理由でも、ご紹介しましたが、秋キャンプは虫が少ないため、ライトを使ってサイトをおしゃれに演出することができます。
秋の美しい紅葉と、キャンドルやランタンを使ってのライティングは、いつものアウトドアとは一味違った空間を作ることができます。
テントやタープをガーランドで飾ると、より一層おしゃれな空間になること間違いありません。
秋キャンプにふさわしいキャンプ場の選び方
秋キャンプがおすすめの理由や、秋キャンプの楽しみ方をご紹介しました。では、一体どのようなキャンプ場を選べば良いのでしょうか。秋キャンプにおすすめなキャンプ場の選び方をご紹介します。
初心者のキャンパーには高規格キャンプ場をおすすめします。高規格キャンプ場とは、きれいな施設に、充実した設備があり、初心者でも心配することなく快適なキャンプを楽しめるキャンプ場のことを言います。中には、キャンプ場とは思えないような綺麗なところもあります。
管理人が常駐していたり、売店があると安心です。小さなお子さんがいる方は、場内でアクティビティを楽しめるところも良いでしょう。
秋と言えど、キャンプ場の朝晩は冷え込むので、テントでは不安だと言う方は、コテージやバンガローに泊まるのもおすすめです。
場内の施設や設備に目を向けがちですが、キャンプ場周辺施設も大切です。周辺にドラッグストアや、病院があると、小さなお子さんがいらっしゃる家族でも安心してキャンプを楽しめます。
秋キャンプでの必需品アイテム
秋と言えど、寒さ対策などしっかり行う必要がある、秋キャンプではどのようなアイテムが必要なのか、選び方も併せて、詳しくご紹介していきます。
アイテム①焚火台
先ほどもご紹介しましたが、秋キャンプに焚き火は欠かせません。焚き火の炎には、リラックス効果があるだけでなく、煙にも抗菌作用がはたらくと言われています。
また、冷え込む秋の夜長を遠赤外線効果で体の芯から温めてくれるので、焚き火が大活躍することでしょう。
今回ご紹介する、ユーコの焚き火台は、厚さがたったの3.5cmとコンパクトに収納できます。コンパクトにも関わらず、バーベキュー用の網、網用ハンドルに収納ケースといった付属品も充実していることから人気の焚き火台となっています。
設営も簡単で誰でも30秒で組み立てられます。また、通気口からチャッカマンなどで火を点けることができるのも人気の理由にあげられます。
しかし、灰が地面に落ちてしまうことがあるので、直火禁止のキャンプ場などで使用する際は、注意が必要です。
アイテム②毛布・ブランケット
秋キャンプでの朝晩は冷え込むため、防寒対策が必要になってきます。毛布やブランケットは、寒くなってきたときにひざ掛けで使用したり、就寝時の底冷え対策に毛布を使用したりと重宝するでしょう。
折り畳んで収納でき、クッションにもなるような、毛布やブランケットを選ぶと、色々な使い方ができるのでおすすめです。
秋キャンプにおすすめなのが、アテパのマルチプルダウンブランケットです。このブランケットはサイズが175cm×135cmととても大判なことに対し、28cm×20cmと収納時にコンパクトになることがおすすめポイントです。
また、ホワイトダックダウンを使用し、ふっくらとしていること、キルティング加工のおかげで立体感があること、肌触りがとても柔らかい事が魅力です。
サイドにスナップボタンがついているので、寝袋としても使用できます。収納時にはクッション、広げればレジャーシートとしても使用でき、幅広く活用できるアイテムです。
アイテム③ヘアードライヤー
秋キャンプにヘアードライヤーは欠かせません。髪の毛を乾かすのはもちろんのこと、それ以外にも大活躍してくれるのがヘアードライヤーです。
ヘアードライヤーで頭を乾かすことができれば、風邪予防にもなります。では、髪の毛を乾かす以外、どんな時にヘアードライヤーが活躍するのでしょうか。
秋キャンプでは、結露がすごくテントが濡れてしまいがちですが、ヘアードライヤーがあれば、温風で乾かしてから撤収することができます。濡れたまま片付けてしまうとテントの防水機能が低下してしまうため、必ず乾かします。
また、就寝前にテント内でヘアドライヤーを使用し、テント内を暖めることもできます。寒い夜などには、就寝前にテントを暖めることで快適に眠れるようになるのでおすすめです。
他にも、乾燥機としても大活躍してくれます。乾かしたいものを袋に入れ、ヘアドライヤーの先を袋に挿入し、温風がもれないように袋を密封すれば、濡れた物も乾かすことができます。
アイテム④湯たんぽ
どんなキャンプ場でも使うことができる、秋キャンプの必需品アイテムは湯たんぽです。電源サイトではない場合に大活躍してくれます。
特に女性は足元が冷えてしまうので、寝袋の中に湯たんぽを入れて足元を暖めくれ、なおかつ寝袋全体も暖めてくれるのでおすすめなアイテムです。
湯たんぽは直接水を入れて、直火で暖めることができる物がおすすめです。直火で暖めることができる湯たんぽは、ストーブなどでも暖めることができるので、とても便利です。
おすすめの湯たんぽはマルカの湯たんぽです。トタンでできており、直火で暖めることができるため、キャンパーの間で人気がある湯たんぽです。
湯たんぽは構造上、水切れが悪い物が多いのですが、マルカの湯たんぽは水切れも良く使いやすいと評判です。リーズナブルな価格でコスパが良いことも人気の理由の1つと言えるでしょう。
アイテム⑤シュラフ・寝袋
キャンプでの睡眠を左右するシュラフは、季節に応じたものを使用することが大切です。初秋の9~10月頃までは、通年使用可能なシュラフでかまいませんが、11月を過ぎると夜が冷え込んでくるので、冬用のシュラフが必要になってきます。
キャンプを快適に過ごすためにも時期にあったシュラフを選ぶようにしましょう。
アイテム⑥インナーシュラフ
秋キャンプで快適に眠るために、インナーシュラフも持っておきたいアイテムです。インナーシュラフは寝袋の中に入れて使います。
シルクやコットン、フリースなど様々な素材のインナーシュラフは発売されています。どれも触り心地の良い素材を使用しており、冷たい寝袋の感触を和らげてくれます。
インナーシュラフを選ぶときは、触り心地の良い、肌触りが良いものを選びと良いでしょう。また、コンパクトに収納できることも大切なポイントになります。
中国の北京発祥のアウトドアブランド「キングキャンプ」のインナーシュラフが秋キャンプにはおすすめです。
このインナーシュラフの素材は高品質なフリースでできており、通気性が良く、触り心地が良いことが特徴としてあげられます。コンパクトに収納できるところも魅力の一つでしょう。
ファスナーがついているので、インナーシュラフとしてだけではなく、寝袋として使用できたり、ひざ掛けなどにも使用できたりと、様々な使い方もできます。
お手頃価格なコスパの高さも評判となっているようで、秋キャンプだけでなく、冬キャンプをするキャンパー達からも評判の良いインナーシュラフとなっています。
アイテム⑦インナーマット
秋キャンプでは、テントでの底冷えを防ぐためにも、インナーマットが必須アイテムとなります。底冷えすると、寝付きが悪くなってしまったり、体が冷えてしまったりします。
底冷えを防ぐためにも、インナーマットは厚みのあるものを選びます。また、底冷えを防いでくれるだけではなく、地面の凹凸も緩和してくれるので、快適な睡眠を得られます。
アイテム⑧タープ
秋キャンプでもタープは必需品です。朝晩は冷え込みますが、秋の昼間は思いがけず気温が上がり、暑くなることがあるからです。
タープはポリコットン素材のタープがおすすめです。ポリコットンタープは、分厚いので影が濃く遮光性が高いため、強い日差しでも快適に過ごすことが出来ます。
秋キャンプの服装【月別】
秋キャンプと言っても、初秋、晩秋によって気温も変わってきます。それぞれの時期に合わせた服装をご紹介していきます。防寒対策をしっかり行い快適なキャンプを過ごしましょう。
9月の服装
9月の秋キャンプの服装はどのようなものが良いのでしょうか。一口に秋と言っても、9月はまだ残暑が厳しく暑いところもあります。だからと言って、油断は禁物です。山の夜は冷え込みます。9月に行う秋キャンプでは、着脱可能な服装がおすすめです。
昼間は半袖、短パンやパンツ、夜は半袖にフリースジャケットやパーカーなどの厚手のものを羽織るだけで十分です。気温の変化に対応できるような服装をしましょう。
10月の服装
10月になってくると、9月とは違いかなり冷え込みます。夜だけでなく、昼間も冷え込むので防寒対策をしっかり行う必要があります。
上半身は長袖シャツ、厚手のフリースジャケットやパーカー、さらにマウンテンパーカーなどを用意します。上下ともに、ヒートテックなどの、暖かいインナーも用意しておくと安心です。
夜は特に冷え込むので、ネックウォーマーなども準備しておくと良いでしょう。
11月の服装
11月はもはや冬です。10月の服装に、さらにダウンジャケットを用意します。その他にも、ニット帽や、ネックウォーマー、手袋、厚手の靴下なども用意しておくと良いでしょう。
ホッカイロなども準備しておくと安心できます。11月の寒さはかなり厳しいものになるので、洋服はもちろんのこと、テント内の底冷え対策などもしっかり行うようにしてください。
寒さ対策をして秋キャンプを楽しもう
秋キャンプは過ごしやすい気候ですが、夜は冷え込みます。快適に過ごすためにも、時期に合った防寒対策をしっかり行うことが大切です。
ブランケットや、湯たんぽであれば、電気が使えないキャンプ場でも大活躍してくれます。防寒対策をしっかり行って、秋ならではのキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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