神奈川県内で無料で使えるキャンプ場6選
神奈川県内で無料で使えるキャンプ/野営スポットは 河川敷・海岸・公園デイサイト に集中しています。
有料キャンプ場のように管理棟やレンタル品はありませんが、「予約いらず・思い立ったらすぐ行ける」のが最大の魅力。
ただし 水場・ゴミ処理・直火可否・トイレの開放時間 などは場所ごとに大きく異なります。
初心者でも迷わないよう、下記にポイントをまとめたうえで、各サイトの特徴と使い方のコツを解説します。
神奈川県内で無料で使えるキャンプ場①田代運動公園
神奈川県愛川町にある田代運動公園は、町営スポーツ施設に隣接した中津川河川敷を無料で開放しているオートフリーサイトとして知られ、県内屈指の手軽さで人気を集めています。
圏央道・県央厚木ICから車で約20分、河原へ車を直接乗り入れられるので荷物が多いファミリーやソロキャンプ初心者でも安心。
公共交通なら小田急線本厚木駅・厚木バスセンターからバス約40分、「馬渡」停下車徒歩15分とアクセスも悪くありません。
幅広い砂利河原は開放感抜群で、テントの試し張りや日帰りBBQにも最適。園内トイレと簡易水栓が利用できるものの、ゴミ回収・炊事場・シャワーは無いため持ち帰り徹底とポリタンク準備が必須です。 直火は禁止なので焚き火台と耐火シートを用意しましょう。
増水時は閉鎖になる場合があるため河川情報を事前確認し、ハイシーズンは早めの到着が吉。川遊びや釣り、夜は満天の星空も楽しめて無料でここまでを実感できる穴場スポットです。
神奈川県内で無料で使えるキャンプ場②角田大橋河川敷
角田大橋河川敷は愛川町の角田青少年広場に隣接する中津川の河原で、通年24時間・予約不要・完全無料という太っ腹なフリーサイトです。
圏央道 相模原愛川ICから車で約15分、砂利サイトへそのまま乗り入れられるため設営がスムーズ。
トイレは簡易水洗のみ、水道・炊事棟・ゴミ回収は無いので飲料水とゴミ袋は必携です。
直火は禁止、焚き火台+耐火シートを準備しましょう。雨後はぬかるみやすいので車高の低い車は慎重に進入し、スコップやグランドシートがあると安心。
夜間は街灯がほぼ無く満天の星空が楽しめますが、夏はブユが多いので虫除け対策を万全に。
この河川敷は日本単独野営協会が日常的に清掃活動を行っていることからソロキャンパーの聖地とも呼ばれ、場内は無料とは思えないほどクリーン。
徒歩圏には薪や軽食を扱う商店「とくらや」があり、車で10分圏内にはスーパーや温泉も点在するため補給・入浴も容易です。
増水時や台風接近時は閉鎖されることがあるため、事前に河川水位と天気予報を確認し、撤収判断は早めに。
シンプルながら静かな河原で焚き火と星を堪能できる、神奈川屈指の無料リバーサイドをぜひ体験してみてください。
神奈川県内で無料で使えるキャンプ場③高田橋多目的広場
相模原市中央区、相模川にかかる高田橋の下流左岸に広がる「高田橋多目的広場」は、予約不要・24 時間開放・利用料ゼロの河川敷フリーサイトとしてキャンパーから人気を集めています。
圏央道 相模原愛川ICから車で約15分、河原へそのまま乗り入れできるため荷運びも設営もラク。
広々とした砂利敷きでタープや焚き火台レイアウトの自由度が高く、夏は川遊びや釣り、冬は澄んだ星空と朝霧が魅力です。
公衆トイレは橋近くにありますが夜間閉鎖の可能性があり、水道は取水制限や故障で使えないこともあるので飲料水と手洗い用ポリタンクを持参しましょう。
ゴミの持ち帰りと直火禁止は厳守、焚き火台+耐火シート必携です。
台風や長雨で増水すると進入路が冠水し閉鎖される場合があるほか、毎年8月の「相模原納涼花火大会」前後は駐車規制がかかるため事前に市のHPや河川水位情報を確認すると安心です。
周囲にはコンビニやスーパー、日帰り温泉「さがみ湖温泉うるり」などが車で15分圏内に揃い、食材の買い出しや入浴も容易。
河原は石が細かくペグの効きが弱いため鍛造ペグや重めの石で固定すると安心。
週末はデイBBQ客で混雑するため、静かに過ごしたいなら早朝か平日利用がおすすめです。
神奈川県内で無料で使えるキャンプ場④和田長浜海岸
三浦半島西岸、荒崎公園とソレイユの丘の間に位置する和田長浜海岸(通称ナハマ)は、シーズンオフに浜辺を無料開放する希少な砂浜キャンプ場です。
都心から車で約1時間、京急線三崎口駅からバスで「長浜」下車徒歩10分と公共交通でもアクセス可。
横須賀側の長浜駐車場(約100台)はオフシーズン無料ですが18時完全閉鎖、夜間泊を前提にする場合は三浦市側の和田浜駐車場(24時間開放・繁忙期有料)を利用します。
浜の奥に簡易トイレが1基、水道は手洗い用のみで飲用不可、炊事設備も無いため飲料水・ゴミ袋・ポリタンク必携。直火は禁止、焚き火台と耐火シートを使用しマナーを守りましょう。
透明度の高い遠浅の海は春秋のSUPやシュノーケリングにも最適で、風の弱い夕刻には黄金色のサンセットと遮るもののない満天の星が広がります。
砂地はペグの保持力が低いので長めのサンドペグや埋設式アンカーを用意すると安心。
海水浴シーズン(7月中旬〜8月)はキャンプ全面禁止、GWや花火大会時期は駐車場が早朝に満車となるため時間帯に注意。
オフシーズンに静かな波音を聞きながら焚き火と星空を楽しめる、神奈川屈指の海キャン入門スポットです。
神奈川県内で無料で使えるキャンプ場⑤泉の森 ふれあいキャンプ場
神奈川県大和市の自然公園「泉の森」西端にある「ふれあいキャンプ場」は、豊かな湿地林に囲まれた無料のデイキャンプ専用サイトです。
利用料は無料ですが完全予約制で、電話または窓口での事前申込が必須(市内在住・在学・在勤者は3か月前、市外は2か月前から受付)。
宿泊は不可で利用時間は9〜16時(7・8月は18時まで)、12〜2月は土日祝のみ開場します。
場内には流し台、内外カマド、野外テーブル、水洗トイレが揃い、飯ごうや鉄板などの調理器具は無料レンタル可能と装備が軽量化できる点が魅力。一方、火器の持ち込みは禁止なのでカマドや備え付けの炉を利用し、ゴミは持ち帰りが原則です。
最寄りは相鉄線「相模大塚」駅から徒歩約15分、車なら東名横浜町田ICから約30分で専用駐車場(無料)あり。
森の遊歩道や小川、木製遊具が近接し、子ども連れのデイBBQや初めての火起こし体験に最適な都市近郊の練習場として重宝する穴場スポットです。
神奈川県内で無料で使えるキャンプ場⑥うみかぜ公園
三浦半島の東京湾側、猿島と浦賀水道を望む絶景ロケーションが魅力の「うみかぜ公園」(横須賀市平成町)は、テント泊は禁止ながら芝生広場で無料デイキャンプとバーベキューを楽しめる都市型海辺サイトです。
園内中央の特設区画「UMIKAZE BASE BBQ」は会場利用料無料、器材レンタルのみで手ぶらOK。
営業は9〜16時で、2025年は4月12日から秋まで土日祝に開設(GWは連日営業)。
直火は禁止のため脚付きグリル+耐火シートを準備しましょう。水洗ト利用希望日は前日17時までのオンライン予約が安心です。
トイレ、炊事用水場、自販機を備え、隣接するスケートパーク・MTBコース・バスケットゴールや芝すべり台で子どもも飽きません。
首都高湾岸線・馬堀海岸ICから車約10分、駐車場は約240台(繁忙期1時間330円〜)を2か所に設置。京急線「県立大学」または「横須賀中央」駅からバスで「うみかぜ公園」下車すぐと公共交通も良好。
夕暮れ時には大型船が行き交う海とオレンジ色のサンセットが広がり、潮風を感じながらゆったり過ごせる海辺の無料リゾートです。
まとめ
-
水とトイレ情報を事前確認
→ 河川敷は給水なしが基本。飲料・手洗い用に多めに持参。 -
ゴミは全て持ち帰り/直火禁止を守る
→ 後片付けが悪化すると閉鎖されるケースが急増中。 -
荒天・増水時は即撤収
→ 河川敷は避難勧告が出る前に逃げるのが鉄則。
ルールとマナーを守って、コストゼロでも快適・安全なキャンプデビューを楽しんでください!
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